小笠原旅行記0

旅行から帰ってきて二週間。この旅行、旅行していた当時より旅行してからの方が思い起こすことが多い。小笠原の魅力なのだろうか。

あまりに冴えない日常にうんざりして暇をもて余すならと、小笠原旅行を記録として残そうと思った。

今回はおがさわら丸の運賃割引を利用して破格の値段で小笠原を旅行することができた。

精神障害者の無職が旅行しやがってなど、自分なりにも思うところがあるが、気になる方は読まないでほしい。

旅行するに当たって不安だったこと、用意したこと、不安や落ち込みと向き合って行程をこなしていくこと、船の手続きなど、できるだけ覚えているうちに文面に起こし、可能なら少しでも小笠原に行く方に有益なものになるようにもしたい。

なお、ネガティブな心情も記録としてそのまま残した。

では、旅行記を始める。まずは旅行計画編から。

(2024.3時点の情報になります)

 

~計画編~

小笠原諸島の概要はwikiを読んでほしい。東京から千キロ離れた列島。(けど所属は東京都)一般人が住むのはその中の父島と母島のみ。緯度は沖縄那覇と同じくらい。

・なぜ小笠原?

→週に一便しか定期船、おがさわら丸の運行がなく、ある程度まとまった時間が必要であったため。なおかつ、障害者手帳を所持している今がチャンスだと思った。(手帳を持っていると本人+付き添い者が運賃50%割引)

・まず始めたこと(旅行希望日一ヶ月前)

①おがさわら丸の就航状況、空室状況を調べる

二等和室、二等寝台の空きは十分あることを確認

②宿の予約→超至難!

私が選んだ3月は繁忙期で、観光協会のホームページに出ている予約状況を見るとパッと見で宿はどこも埋まっていた。(なお、宿によっては予約状況が最新でないものがあるため、その場合は個別に問い合わせする必要あり)

予約状況とGoogleの口コミを元に、よさそうな宿を数軒ピックアップした。(予約状況を見てどの日時も空きの多い宿はパスした)そしていざ電話をかけてみると、なんと「ついさっき予約されましたー」と言われ二軒断られる。または、電話をしても連絡がつかない。

ここで諦めなければならないのか。

諦めきれずに頻繁に宿の予約状況を確認する。

次の日、希望の日より前であるが、一軒だけ空きが!口コミも悪くない。即座に電話。

しかし、旅行会社からキャンセルが出たばかりで確認しないとまだわからないとの返事。しかも朝食のみで一泊14000円!高い…

確認してもらうと空きがあることが確定し、料金も12000円とのことだったので、渋々承諾。もっと早くから計画していればこうはなるまい。

ちなみに宿の相場はピンキリで最安5000円素泊まり~位

③アクティビティの予約

続いて島で参加するアクティビティの予約。こちらも早く埋まりやすい。

小笠原はガイドがないと入れない地域が多い。

基本的に観光客はツアーに参加しながら日程を埋めていく。

加え、スキューバダイビングやドルフィンスイム(イルカと泳ぐやつ)、ホエールウォッチングなどは船を出す必要があるのでツアー予約必須。

ツアーの種類は海系(南島上陸、シュノーケリング、ダイビング、イルカ、クジラウォッチ)山系(トレッキング、森歩き)、戦跡、ナイト・ツアー(星空観察、夜行性動物観察)など。

半日5000円、一日10000円~が相場。

私はおがさわら丸入港日午後の島内乗り合いバスツアーと出港日の、南島上陸ツアーに申し込んだ。いずれも残り一人とギリギリの枠であった。

ちなみに南島は父島の南に小さく位置する島であり、島全体が保護地域となっておりガイドの同行が必須。さらに揺れる船から直接岩場に渡ったり岩場の斜面を上ったりするので足腰のある程度立つ人しか参加できない。南島に到達するにも、漁船で20分程度外海を航行するので、船に弱い人は酔い止め必須である。

加え、持病や障害を持つ人の参加を禁止しているツアーもあるので、要注意である。(今回は明記していない会社を選択した)

④船の予約と入金

船の空きがあることはホームページで確認していたので、予約に移る。

費用を押さえるため二等和室(雑魚寝の部屋)を選択。

通常はインターネット予約が早いが、障害者割引を適用して申し込みたかったのでより確実な電話予約を選ぶ。

予約をすると数日で振込先の書かれた予約書が送られてくるので、記載に従って入金する。

同時平行で割引を使うための障害者手帳の写し(写真)を指定のメールアドレスに送る。(これはほかにもfaxなども可能)

⑤旅行前準備

④で、船の手続きがすんだら後は旅行日を待つのみ。旅行までに持ち物の準備をする。

◼️船旅で持っていってよかったものをまとめる。

・常服薬(睡眠薬、頭痛薬と、頓服の抗不安薬必須)

・耳栓

・サンダル

船のなかで活躍。島についてからも浜辺を歩くときなどに

・モバイルバッテリー

二等和室はコンセントがある場所が限られているため(二等寝台以上では各ベッドにコンセントあり)

・枕

二等寝台以下の枕はかなり固い。私はフリースを畳んで代用したが、圧縮できる枕が売られているので、必要な場合はぜひ。

・酔い止め

おがさわら丸内はもちろん、アクティビティに参加する分も多めに持っておく。船内や島のなかでは高いもしくは入手できないので必ず持っていく。「アネロン」という銘柄を誰もがお勧めする。

・双眼鏡

ホエールウォッチングをする際に便利

・日焼け止め&帽子

春でも小笠原の日差しは強い

◼️持っていけばよかったもの

・船のなかで見られる読み物、動画、ゲーム

24時間の船旅をするので、かなり暇になる

 

他、船内にはないアメニティを揃えたり(歯ブラシ、化粧水など。)眼鏡を新調したりした。靴がボロかったので買い換えようか迷ったが、はきなれた靴にした。(が、これが後に災い…)