宿の朝食(指が入ってしまった)
さて、本日は小笠原旅行も三日目。
一日フリーだったので島を自転車でぐるっと回ることにする。
しかしそれを達成するにもあるハードルが…
自転車争奪戦に勝たねばならないことだ!
というのも、貸し自転車をやっている店が限られるため、観光客の多いシーズンは自然と争奪戦になる。
朝八時に営業する島の貸し自転車屋さんに開店同時に駆け込む。
「えーと、予約のお客様が…11人。残り1台ありますね~」
セーーーーフ!!
てか、予約できるのかー。昨日は教えてもらえなかったのに。
自転車を借りることに成功するが、珍しく朝早いのでまだ眠い。
まだ施設は開いていない時間であるので、近場から訪ねることにする。
船の停泊所のとなり、昨日も訪ねた朝の大村海岸。
やっぱり綺麗だなー
また少しのんびりする。家の近くにこういう場所があったらなあ。
まずは小笠原ビジターセンターから
島の歴史や文化、動植物を一挙に紹介している総合案内的資料館。充実の展示物のわりに入館料無料(小笠原の施設はどこもそう)
小笠原の鳥たち。(どれも生では見られなかった)
もふもふの模型が可愛い。
くたびれたイルカ
資料室
先史時代の小笠原。絶海の孤島なのに人がいた痕跡があるのが信じられない。
小笠原に伝えられた、「南洋踊り」
クジラのモニュメントと海
朝からでばっているので、眠くてしかたがない。座り心地のよさそうなイスに惹き付けられる。
続いて小笠原世界遺産センター(写真はなし)
小笠原には百種類以上のマイマイ(カタツムリ)がいて、そのほとんどが固有種で、世界自然遺産に選ばれる要因になったのだとか。
教会
さらに小笠原水産センター
https://webkikou.net/2018/09/ogasawara-suisan-center/
アカバの歯磨きをしてきました。
なかなか歯磨きしている様子は撮影できなかったので借り画像。こんな感じです。
ウミガメもいて、歯ブラシに噛みついてパクパクしてきました。
とびうお桟橋。ここでは夜にシロワニなどの希少生物が見られる模様。現在は昼間なのでそんなに生き物は見られなかったけれど、水の透明度が凄い。
製氷海岸。この名前は昔製氷工場があったからなのだそう。
小笠原海洋センターにて、亀とふれあい。
ウミガメにえさやりをしてきました。
近づくと顔をだしてエサを待機しています。
コガメたち
赤ウミガメ
お腹がすいたので街に戻る
島の掲示板
農協のカフェで島トマトのトースト
カメの刺身
さっきまで見ていたのに食べてしまって若干の罪悪感があるが仕方ない。生臭くてなかなか噛みきれない歯応えがあった。
島寿司
小笠原の郷土料理。白身魚の漬けで芥子が入っている。この寿司は芥子が入りすぎていて辛かった。
お腹を満たしたら島の北側を散策
電信山遊歩道というらしい。
散策というには坂が多く結構ハードな道が続く
このような景観の登山道が続く
休憩所。だれっこひとりにも会わない。
急坂
海の色が綺麗な海域
断崖絶壁を行く
そろそろ終点 宮之浜に到着
公園で一休み
写真ではわからないが、かなり歩いた。
四時半。母島行きの船が戻り、スーパーに母島産の果実が並ぶ頃。
私は農協に張り込み、島産のトマトをゲットするべく待機。
島産のトマトは、"はちみつ"のようとも言われるくらいの甘みがあるという。絶対にゲットしたい。
トマトの箱が出されるなり何パックも買っていく人多数!私も負けじと二パック購入。
パッションフルーツは箱に人が群がり、数秒で完売!
ちなみに、小笠原ではフルーツはトマトに限らず見かけたら即買うことをおすすめする。
出される量が少なくすぐに売り切れてしまうためだ。また、島産のフルーツは小祝や生協ではなく、農協が取り扱いの大半を占めるため農協に行くべし。
自転車を返し、ものすごい急な坂を登り宿に戻り、購入したトマトを冷やす。ついでに一休みする。街中の宿を取ればよかったとこういうときに思う。全身汗まみれ。
夕食前に頓服の安定剤を飲み、心を落ち着ける。
今夜はハナフエダイの煮付け定食。
骨が多かったものの、味が染みておいしい。
小鉢のトマトもおそらく島産でとても甘い。
今夜は気持ち悪くならずに完食することができた。
そして宿に戻り冷やしたミニトマトを食べる。
至福のひととき✨甘くて苦味や青臭さが一切ない。小笠原にシーズンに行ったら是非味わってほしい。
明日以降、母島に行ってみようと思っていたが、
ここで予定変更が。
ツアー会社から連絡があり、明後日の南島ツアーが厳しいため明日に振り替えるとの事。
南島は前回紹介した通り、行くにはツアー必須の島であるが、海況などにより行けないことが多々ある。
明日への変更を承諾し、明日の予定を練り直す。
明日は島の南側に行ってみることにする。
トマトを一パック食べたせいか、この日は何度もトイレに起きてしまった。